
敏感肌の人や頭皮にトラブルのある人は、肌に優しい低刺激のシャンプーが知りたいと思いますよね。
シャンプーの刺激の強さは、おもにシャンプーに含まれる界面活性剤の種類によって変わります。
界面活性剤とは、水と油のように混ざり合わないものを混ぜ合わせることができ、汚れを落とす洗浄の働きをしています。
低刺激シャンプーは、低刺激な界面活性剤でつくられています。
この記事では、敏感肌の人におすすめの肌に優しい低刺激シャンプーを紹介します。
敏感肌におすすめ!肌に優しい低刺激シャンプー
★1位 PPTコラーゲン&シルクシャンプー/アイナボーテ
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皮膚や毛髪に対してとても優しいタンパク質由来系界面活性剤のココイル加水分解コラーゲンK、ラウロイル加水分解シルクNaがおもな洗浄成分のシャンプーです。洗いながら、髪を補修するのでノンシリコンでもトリートメントいらずで髪もきしみません。さらに、キャピキシル、アラントイン、グリチルリチン酸2K、センブリエキス、ザクロエキスの成分が頭皮を健やかに導きます。

成分
水、ココイル加水分解コラーゲンK、ラウロイル加水分解シルクNa、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、BG、コカミドMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、デシルグルコシド、加水分解コラーゲン、ヘマチン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、加水分解ケラチン(羽毛)、ザクロ果皮エキス、センブリエキス、グリチルリチン酸2K、アラントイン、PCA-Na、ポリクオタニウム-10、酸化銀、フィチン酸、ペンテト酸5Na、デキストラン、海シルト、ポリクオタニウム-7、エタノール、クエン酸、ベルガモット果実油、ティーツリー葉油
★2位 オーロラシャンプー/バレエジャポン
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皮膚や毛髪に対して優しいアミノ酸系界面活性剤のココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルアラニンNaがおもな洗浄成分のシャンプーです。さらに、アミノ酸・ミネラル・ビタミン・酵素がバランスよく含まれたフルボ酸エキス配合で、頭皮環境を整え、髪に栄養を与えます。

成分
水、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、BG、ココイルメチルアラニンNa、ココイル加水分解コラーゲンK、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ブッソウゲ葉エキス、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、デキストラン、フムスエキス、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド、白金、セラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱ、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、カミツレ花エキス、ビワ葉エキス、イノシトール、リンゴ果実培養細胞エキス、ハイブリッドローズ花エキス、グリセリン、レシチン、キサンタンガム、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ポリクオタニウム-10、ノバラ油、フェノキシエタノール
★3位 薬用ソープ オブ ヘア・1-R/オブ コスメティックス
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皮膚や毛髪に対して優しいアミノ酸系界面活性剤のヤシ油脂肪酸メチルタウリンNaと、ベタイン系両性界面活性剤のヤシ油アルキルカルボキシエチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインNa液がおもな洗浄成分のシャンプーです。レシチンや糖由来スキャルプクリアー成分などが処方されており、健やかな頭皮環境に整えます。

成分
精製水、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa、濃グリセリン、ヤシ油アルキルカルボキシエチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインNa液、POEジオレイン酸メチルグルコシド、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、オレイン酸POE(20)ソルビタン、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、水酸化大豆リン脂質、アロエエキス(4)、ニンジンエキス、センブリエキス、ジオウエキス、チョウジエキス、ヒオウギ抽出液、ウイキョウエキス、セイヨウハッカエキス、ボタンエキス、ヒキオコシエキス-1、シナノキエキス、アルニカエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエキス、ゴボウエキス、セイヨウキズタエキス、ニンニクエキス、マツエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、グルコン酸Cu、POEオレイルエーテルリン酸Na、無水クエン酸、BG、PG、エタノール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、香料
4位 Fプロテクトシャンプー/フィヨーレ
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皮膚や毛髪に対して優しいアミノ酸系界面活性剤のココイルアラニンTEAと、酸性石けん系界面活性剤のラウレス-4酢酸Naを組み合わせた、コンディショニングタイプのシャンプーです。ベタイン系界面活性剤のラウラミドプロピルベタインを多く配合することで洗浄力を維持しつつ肌への刺激を抑えた処方です。

成分
水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウレス-4酢酸Na、ココイルアラニンTEA、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、DPG、コカミドメチルMEA、メドウフォーム-δ-ラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クレアチン、ゼイン、ジラウリン酸セラミドNS、ダイズステロール、カゴメエキス、α-グルカンオリゴサッカリド、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、カキタンニン、サトウキビエキス、ヘマチン、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、PCA-Na、乳酸Na、グリセリン、ポリクオタニウム-10、PEG-1ラウリルグリコール、ラウリルスルホ酢酸Na、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ポリクオタニウム-47、クオタニウム-18、ベヘントリモニウムクロリド、プロパンジオール、オレイン酸ポリグリセリル-10、グルタミン酸ジ酢酸4Na、クエン酸、クエン酸Na、セテアレス-60ミリスチルグリコール、安息香酸Na、PEG-20ソルビタンココエート、カラメル、硫酸亜鉛、トコフェロール、イソプロパノール、エタノール、BG、メントール、香料
5位 ミレアムシャンプー/デミ コスメティクス
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眼への刺激性が少なく皮膚にも優しいベタイン系界面活性剤のコカミドプロピルベタインと、アミノ酸系界面活性剤ココイルメチルタウリンNaがおもな洗浄成分のシャンプーです。弱酸性で手肌にやさしくデリケートな髪にもソフトな洗い上がりです。配合成分が最小限でシンプルな設計なためコスパもいいです。

成分
水、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、加水分解コラーゲン、リンゴ酸、モモ葉エキス、グリチルリチン酸2K、コカミドMEA、ポリクオタニウム-10、ジステアリン酸PEG-150、BG、塩化Na、メチルパラベン、メチルイソチアゾリノン、香料
低刺激シャンプーとは?

低刺激シャンプーとは、低刺激な界面活性剤でつくられているシャンプーのことです。
タンパク質由来系界面活性剤、アミノ酸界面活性剤は、皮膚や毛髪に対してとても優しく低刺激です。
ベタイン系界面活性剤は、眼への刺激性が少なく皮膚にも優しいことから、ベビーシャンプーなどにも使用されています。
逆に、石けん系界面活性剤、高級アルコール系界面活性剤、スルホコハク酸系界面活性剤は、皮膚への刺激が強いです。
界面活性剤の種類は、シャンプー容器に表記されている成分表示を見ればわかります。
ただし、成分表示を見ても、界面活性剤の成分名を知らなければ見分けられません。
そこで、シャンプーに配合されている代表的な界面活性剤を紹介します。
低刺激な界面活性剤
ココイル加水分解コラーゲンK
(タンパク質由来系界面活性剤)
ラウロイルシルクアミノ酸Na
(タンパク質由来系界面活性剤)
ココイルグルタミン酸Na
(アミノ酸系界面活性剤)
ココイルグルタミン酸TEA
(アミノ酸系界面活性剤)
ラウロイルメチルアラニンNa
(アミノ酸系界面活性剤)
ココイルメチルタウリンNa
(アミノ酸系界面活性剤)
ラウラミドプロピルベタイン
(ベタイン系界面活性剤)
コカミドプロピルベタイン
(ベタイン系界面活性剤)
刺激の強い界面活性剤
オレイン酸Na
(石けん系界面活性剤)
脂肪酸Na
(石けん系界面活性剤)
ラウレス‐3酢酸Na
(石けん系界面活性剤)
ラウレス‐4酢酸Na
(石けん系界面活性剤)
ラウリル硫酸Na
(高級アルコール系界面活性剤)
ラウレス硫酸Na
(高級アルコール系界面活性剤)
スルホコハク酸ラウリル2Na
(スルホコハク酸系界面活性剤)
スルホコハクラウレス2Na
(スルホコハク酸系界面活性剤)
<界面活性剤の比較>
洗浄力 | 安全性 | |
タンパク質系 | ★★ | ★★★★★ |
アミノ酸系 | ★★★ | ★★★★★ |
ベタイン系 | ★★★★ | ★★★★★ |
スルホコハク酸系 | ★★★★ | ★★ |
高級アルコール系 | ★★★★★ | ★★ |
石けん系 | ★★★★★ | ★ |
まとめ

低刺激シャンプーとは、低刺激な界面活性剤でつくられているシャンプーのことです。
タンパク質由来系界面活性剤、アミノ酸界面活性剤、ベタイン系界面活性剤は、皮膚や毛髪に対してとても優しく低刺激です。
逆に、石けん系界面活性剤、高級アルコール系界面活性剤、スルホコハク酸系界面活性剤は、皮膚への刺激が強いです。
敏感肌の人や頭皮にトラブルのある人は、シャンプー容器に表記されている成分表示を見て、低刺激なシャンプーを探してみてはいかがでしょうか。