
産後の抜け毛の原因を知ってますか?
どうして抜けるのか、わからない人もいるのではないでしょうか。
産後の抜け毛の原因は、ホルモンバランスが変化することです。
ホルモンバランスが変化すると、髪の生え変わる周期が乱れて産後に抜け毛が多くなります。
この記事では産後の抜け毛の原因について、美容師の観点からわかりやすく説明します。
産後の抜け毛の原因

産後の抜け毛の原因は、ホルモンバランスが変化することです。
ホルモンバランスが変化すると、髪の生え変わる周期が乱れて産後に抜け毛が多くなります。
人の髪は約10万本あり、毎日50~100本抜けて生え変わっています。
しかし妊娠すると女性ホルモンが増加して、抜けるはずだった髪が抜けずにとどまっいます。
産後3ヶ月くらい経つとホルモンバランスが元に戻ってくるので、抜けるはずだった髪が一斉に抜けはじめます。
それが産後の抜け毛で、分娩後脱毛症とも呼ばれます。
産後の抜け毛の仕組み
産後の抜け毛の仕組みは、妊娠により成長する期間が長くなった髪が、産後に一斉に抜けていく仕組みです。
髪には生え変わる周期があります。

新しい髪が発生する「発生期」
↓
髪が成長する「成長期」(4〜6年)
↓
髪の成長が終わる「退化期」(1〜1.5ヶ月)
↓
髪が抜ける「休止期」(4〜5ヶ月)
↓
そしてまた新しい髪が発生する「発生期」
という流れで、この周期を繰り返しています。
しかし妊娠すると女性ホルモンが増加することにより、「成長期」が延長します。
「成長期」が延長すると、「成長期」の髪の割合がどんどん多くなります。
産後3ヶ月くらい経つとホルモンバランスが元に戻ってくるので、「成長期」の髪が一斉に「退化期」「休止期」へと向かいます。
そのため、産後3ヶ月くらいから抜け毛が多くなるのです。
まとめ

産後の抜け毛の原因は、ホルモンバランスが変化することです。
ホルモンバランスが変化すると、髪の生え変わる周期が乱れて産後に抜け毛が多くなります。