お湯だけ洗う湯シャンはやめたほうがいいのか、気になってる人もいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、完全に湯シャンだけにするのはやめてほしいです。
湯シャンだけでは、頭皮や髪の脂汚れが落とせないからです。
この記事では、湯シャンはやめてほしいのか、美容師の観点からわかりやすく説明します。
湯シャンはやめてほしい?
完全に湯シャンだけにするのはやめてほしいです。
湯シャンだけでは、頭皮や髪の脂汚れが落とせないからです。
頭皮や髪の汚れの7割くらいは湯シャンで落ちると言われていますが、残りの3割は湯シャンだけでは落ちません。
その湯シャンだけでは落ちない3割の汚れが、おもに脂汚れです。
人の頭は皮膚や髪を保護するために皮脂を分泌するので、脂汚れが蓄積します。
イメージしやすいものに例えると、料理で使ったフライパンです。
料理で使ったフライパンには油汚れが残ります。
そのフライパンを水洗いをしても、水と油が分離してしまい油汚れは落とせません。
そのため、フライパンの油汚れを落とすために洗剤を使います。
さすがに水洗いだけで、フライパンを使い続けるのは不衛生ですよね。
それと同じように、頭皮や髪の脂汚れを落とすためにシャンプーを使います。
シャンプーの適切な頻度は、頭皮や髪の状態、また生活環境などによっても異なりますが、湯シャンだけにするのはやめてほしいです。
頭皮や髪に脂汚れが蓄積するとどうなる?
頭皮や髪に脂汚れが蓄積すると、ベタついたり、不快な臭いが発生したりします。
髪は脂汚れが蓄積すると、ベタついて重くなります。
それを湯シャン肯定派の人は、潤ってしっとりすると表現します。
ですがそれは脂汚れであり、不衛生なベタつきです。
また脂汚れは細菌が繁殖すると、不快な臭いが発生します。
ただし臭いは慣れやすい感覚なので、自分では気が付きにくいです。
たとえばあるお店に入って何らかの臭いがしても、数分もすれば慣れて臭いを感じにくくなると思います。
それくらい臭いは慣れやすい感覚なので、注意が必要です。
まとめ
完全に湯シャンだけにするのはやめてほしいです。
湯シャンだけでは、頭皮や髪の脂汚れが落とせないからです。
頭皮や髪に脂汚れが蓄積すると、ベタついたり、不快な臭いが発生したりします。